井上さん、何やさん?シリーズ【番外編】シンクロなんですかね

決断コーチの、井上由紀です。

2022年の12月、クリスマス翌日に
突然始まった自分アセンション

「井上さん、何やさん?」
シリーズ全7回でお届けした内容は
何を隠そう自分自身が一番
興味深く眺めているような気がします。

そして、体感ではありますが
その後もいろんな物事の展開が
倍々ゲームで加速しているような感じ…

ついさっきも「ナニコレ~?」
ということがまた起こってきたので
善は急げとばかり、このブログ記事を
書いてみることにしました。

ということで、ライブ執筆です。
では、行ってみよう!

Singularity って何だったっけ?

Singularity(シンギュラリティ)。

今日は吹雪の土曜日だったので、
予定も全部キャンセルになり
ちょっとゆっくりした気分で
コーチングについて考察を深めていました。

尊敬するコーチの方のブログを
読みふけっているうちに
出て来た言葉「Singularity」。

あれ?この言葉、ついこの間
どっかで出会ったぞ??

何とも言えない、不思議な気分になりました。

ちなみに Google で「とは」検索すると
検索数 900,000 弱なので
そこまでポピュラーってこともなさそうです。

※「とは」検索:調べたい言葉の後に「とは」を付け加える検索方法

それなのに、この短期間に
Singularity にまた出会ったことに
なんだか意味があるような気がしました。

あくまでも「気がする」ってことなんで、
「気のせい」かもしれないんですけどね。

なぜ、この言葉が引っかかったかというと
いわゆる一般的なコーチングの話では
出てきそうもない単語だから、なんです。

Singularity とは:

シンギュラリティとは未来学上の概念で、人工知能が人類の知能を超える特異点の事で、
AI自身が自身のフィードバックで改良、高度化し、その技術や知能で文明の進歩の主役になる時点の概念

https://imakara.blog/zatta/singularity/ より引用

こちらのサイトの画像が
とっても分かりやすかったので
興味のある方はチェックしてみてください。

イマカラさんブログ:シンギュラリティとは、人類代の主役ターンはいつまでだろうか?降りてもステージにはいられるのだろうか?

要するに Singularity というのは
コンピューター(AI)が進化していって
全人類の知能を全部合わせても敵わなくなる、
という「いつか来るだろう日」のこと。

そうだそうだ、そうだった。

飽和点を越えるというビジョン

それがコーチングとどう関係あるの?
ということなのですが、
そのコーチの方はこれを聞いて
こう思われたということです。

人間は変容に向けて、日々様々な経験を積み、そのいくつかは成功し、そのいくつかは失敗するといった、ある種平凡な営みを繰り返し繰り返し行うことから学びと洞察を得て、その知見が蓄積されていく。
その過程において大きな変化が日々体験できなかったとしても、それらの知見は積み重ねられていく。
そしてある時飽和点が生まれ、新しいアイデア(イノベーション)や必要な変容(ブレイクスルー)が生まれるのである。

林健太郎さんのブログ https://note.com/kentarohayashi/n/n0861995eee52 より引用

これを読んで、ゾクゾクするのは
コーチングオタクなわたしだけでしょうか。

何度も言いますけど、
わたしの大好きなジョハリの窓
「未知の窓」つまり
誰もまだ知らない可能性が開く。

そのビジョンと、まさに同じではないか
と思ってしまいます。

この間受けたコーチングの話

そう言えば、数日前に
アイルランドのコーチに
セッションをしていただいたんです。

そこでわたしは、最近あった残念な体験と
自分に起こっている感情について話しました。

その出来事があった直後は
仕方ない、で済んだと思ったのですが
しばらくするうち、思っている以上に
「悲しみ」があることに気づいたのです。

それに思い至った時、頭では120%
「解消」できていたはずのことに
思いのほか、感情がブレている現実に
かなりの戸惑いがありました。

なので、セッションでそのことを口にして
一度、内面を整理してみたかったのです。

セッションが終わる時、手にしたいゴールは
「この体験を未来への糧にするヒント」を
ひとつでも手に入れること、でした。

話し始めると、彼女はじっと黙っています。

わたしは自分の英語のせいで
話が通じていないのではないかと
思わず心配になってしまいました。

ずっと喋っているけど、大丈夫?
と尋ねると、彼女は

「あなたにスペースを設けてあげたいだけよ」

と言ってくれました。
わたしは、その言葉に安心し
続けて、思うことを言語化してみました。

そうするうちに、だんだんと
気持ちがスッキリしてきました。

我ながらビックリ仰天の顛末

さて、わたしがそのセッションで
最後に行きついたことは
何だったと思いますか?

それは、その「残念な体験」に関する
悲しいという感情をどうするか、
なんてことと、ずいぶん関係のない所に
行ってしまいました。

わたしが最後に手にしたのは
「コーチングって、パワフルだ…」
という実感であり、自分はそれを
より多くの人と、やっぱり分かち合いたい。

そんな自分の中の「願いの再確認」だったのです。

その時点で、最初に話し始めた
残念な出来事というのは、
別のもっと大切なことを学ぶための
きっかけという位置づけに変わっていました。

やっぱり、だから、
もっとコーチングやりたい!
と思ったとたんに
その悲しみの「質」が変化していました。

どんなに頑張っても、人と人は
分かり合えないことがあります。

こちらの考えや在り方を非難されたり
理解してもらえないこともあります。

それは、やはり何度遭遇しても
頭では「仕方ない」と分かっても
悲しいものだと思います。

でも、その悲しみに
自分はどれくらい引きずられたいか。

限られた自分の時間とエネルギーを
何に注ぎ込みたいか。

細やかな感受性を養いながらも
わたしは、無力感や敗北感に
巻き取られてしまいたくない。

そう感じる自分がいることを
コーチングを受けて、再確認できました。

人の脳はAIではない

以前、脳科学の先生とお話した時に
人の脳は「老化」するにつれ
子供の脳に近くなる、ということを
教えていただきました。

脳の「処理機能」というのを
論理的な思考で「適切」な判断をすること、
という風に定義すると、
50歳にもなればそのピークは過ぎています。

物忘れが激しくなったり、
昔のようにとっさの判断ができなくなったり、
そういうことを感じるのが、つまり
脳の処理機能が衰えて来たということです。

しかし、それは人として
ポンコツになっていくということなのでしょうか。

わたしは、自分もそういう体験をしながら
「いやいや、面白いのはこれからじゃないの?」
と思うようになりました。

実は、脳の電波を取ってみると
いわゆる「処理機能」が高い人の脳は
「抑制機能」が働いているのだそうです。

時間をきちんと守ったり
ルールに従って物事を進められるのは
突発的な刺激に行動を左右されない
抑制が効いているから、とも言えるのです。

子供はまだ、この
抑制機能が発達していないので、
じっと我慢することができなかったり
言ったことをやり通せなかったりします。

大人も、老人に向かっていくにつれ
脳が子供の時の状態に戻っていく。

なので、我慢が効かなくなったり
何かやり始めて、途中で忘れてしまったり
ということが頻繁に起こるようになります。

同時に、こういう傾向の脳は
クリエイティブな人に多いのだそうです。

AIというのは時間を重ねれば重ねるほど
自動学習で「論理的に」
どんどん思考を深めて行くような気がします。

でも、人間の脳は
どうやら死ぬまで「積み上げ」とは
いかないような感じがしませんか?

むしろ、あえて「失っていく」ものを
内に抱えながら
どうやってクリエイティブに生きて行くか。

ここが、人が人である
大きな価値なのかもしれないと思います。

そんな風に考えてみると、
あなたはどう思いますか?

コーチングはゴール達成が目的ではない

わたしがやりたいコーチングは、
AIでもできるような
タスクの達成速度の向上ではありません。

マイクロマネージメントで
細かく計画管理を徹底し、
次々と目標達成しましょう
なんてことではありません。

ゴール達成は「前進」のきっかけであり
本当に価値があるのは、
その体験を通してあなたが見つける
「自分自身」ではないか、と思うのです。

そういう人生、楽しいんじゃないかな~。

わたしは、そんな風に生き抜きたいです。
また凹むこともあると思うけれど、
そんな時にこそ、自分に問いかけることを
思い出したいと願います。

あなたのアンテナに、
最近引っかかって来る言葉は何ですか?

それが何かを意味しているとしたら、
それは何でしょうか?

あなたの「意識」が未来を作るとしたら。
あなたは何を意識して、生きて行きたいですか?


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