5つの約束~わたしが最も大切にすること

決断コーチの井上由紀です。

ビジネスを通して人に関わる場合、
自分のスタンスを明確にしておくことは
いろんな意味で、とても有効です。

そのためには様々な方法があるのですが
わたしも、ずっとやらねば!と思っていた
「ポリシー」を言語化しました。

ポリシーとは、方針、指針。

人間は、常に迷いが起きるものですが
その時に「そうだそうだ、そうだった!」
と立ち戻るもの、と言えます。

わたしが世界と関わるに当たり
迷った時は常にここを規準にします、
ということを
自分と世界とに対し、約束する。

その意思表示を兼ねて、さっそく
ここで明言することにします!

井上由紀5つのポリシー

  1. 嘘はつきません
  2. ひとりひとりの存在意義を信じます
  3. 常に「成長」を選びます
  4. 自分も人も、同じように扱います
  5. 競争ではなく共栄を目指します

1:嘘はつきません

これは

「嘘をつくのはよくないから」

という、倫理的・道徳的な理由からではありません。

そうではなく、非常に現実的な理由から
正直が一番、と思っています。

なぜならば、嘘をつけばつくほど
ものごとはややこしくなるから。

わたしは面倒くさがりなので、
ややこしいこと=大変なことは
できるだけ避けたいと思っているのです。

ならば最初から嘘をつかないで
現実に正直に取り組むほうが、
結局は、一番効果的な在り方だと考えています。

2:ひとりひとりの存在意義を信じます

みんなが同じだったら
世の中大変ですよね…

例えば、みんなが「自給自足」をしたら
今あるビジネスはほぼ全滅です。

みんなが国語の先生になったら
他の教科はどうするんでしょうか?

みんながお米を食べる人になって
作る人がいなくなったら、
これまた大問題ですよね。

つまり、世の中というのは
それぞれが違った役割を果たしているからこそ
上手く回っています。

これは、自然界を見ても同じで
雨が降って、日光が差して、夜が来て
季節があって、さまざまな動植物がいるから
この世界はうまく循環しています。

人も、それぞれ持って生まれたものや
その後の経験は千差万別。

だからこそ、それぞれにできること
その人にしかできないことがあります。

それを、どうやったら活かせるだろう?

いつも、そんな風に考えています。

3:常に「成長」を選びます

わたしは元々、
自我のはっきりした人間だと思います。

子供のころから、感覚的に
自分にとっての「いい・悪い」が
なんとなくわかる。

そして、その方向性に従うことで
納得を得ながら生きてきています。

しかし、みんながみんな
そんな「野生の勘」で生きているわけではなく
自分が本当にしたいことが分からない。

考えても考えても、分からない。

長年生きているうちに、そういう人も
少なくないことを学んできました。
そうした人に向かって

「あなたの思うように生きたらいい」
「好きなようにしたらいい」
「自分に聞いてごらん」

だけでは、何の解決にもならないと気づいたのです。

そこから、じゃあ何が
人類普遍の方向性と言えるのだろう?
と考えた結果、行きついたのは「生命力」。

それでも、ただ生き延びるだけでは
しあわせという充実感は得られない。

そこで思い当たったのが
「成長」というキーワードでした。

自分自身の成長、そして
自分が存在する世界の成長。
人は、根本的な方向性として
これを求めている。

なので、何かに迷った時は常に
「どっちの方が、成長できるかな?」
これを規準に判断します。

4:自分も人も、同じように扱います

前回の記事で書きましたが、
わたしの原点は

「わたしを尊重してくれ!」

自分のことを、勝手に人に決められたり
ぞんざいに扱われたくない。

なので、人も自分も
尊重を持って扱うよう心がけています。

尊重とは、役割や責任の切り分けだと
わたしは考えています。

一見「やさしさ」のようでありながら
実は、尊重すべき相手のエリアに
侵入、侵略していることがあります。

たとえば、子供がやるべきことに手を出す親は
子供の役割・責任を奪ってしまっているのです。

相手のことを思うがゆえに
やりがちなことです。

わたしは、自他共の
「こうしたい」という思いだけではなく、
それぞれの「責任」「役割」を
きちんと尊重した選択を心掛けます。

5:競争ではなく、共栄を目指します

競争は、悪でしょうか?

わたしは、そうは思っていません。
お互いに競い合うことで
お互いが成長する、ということは
確かにあると考えています。

しかし、競争は「手段」であり
「目的」であってはいけない、とも思います。

自分が勝つことがゴールになると、
人は心が荒んで、結局しあわせにはなれない。
そう思っています。

お互いがよい刺激を与えながら
一緒によりよくなっていく。
それが「共栄」です。

楽しみながら競争して、一緒に
自分にとっても、相手にとっても
世界にとっても、ますます良い方向へ
延びていく。

そんなイメージを大切にしています。

ポリシーを書いてみよう

あなたのポリシーは、何ですか?

言葉にすることで、自分の価値観や
判断基準が明確になってきます。

判断基準が明確になれば、
迷った時何を考えればいいのかが
明確になります。

ぜひ、やってみてくださいね!



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