
決断コーチの、井上由紀です。
実は…
わたしはパズルが大好きで、
ジグソーパズルも数独も
やり出したら止まりません。
だから、自分では絶対買わないし
家族にも買わないで!とお願いしています。
ダイエットしたい人が
おやつを身の周りに置かないのと同じです。
なのに、パートナーが
「好きでしょ?」と、わざわざ
わたしのために、数独本を買ってきてくれた…
嫌がらせ?
いやいや、彼の愛情の現れなのでしょう。
しかし、端的に言ってわたしは中毒者ですから
近くにブツがあると、ついやってしまう。
それはそれで楽しく
リラックスできているのですが、
1日に2時間も3時間も
そればっかりになると問題です…
その件についてコーチに話したところ、
思わぬ展開となりました。
とても興味深い内容だったので、
今日はそれについて書いてみようと思います。
数独をしていると、どんな感じなの?
数独やジグソーパズルをしていると
それだけに集中できるので、
ある種のリラックス感があります。
それはそれで、とても気持ちのよいもの。
思えば、子供の頃は
推理小説が大好きでした。
いろんなピースを観察しながら
全体の謎を解いていくというのが
好きなのだと思います。
ただ、問題はやり始めると
他のことが手に付かなくなること。
座りっぱなしっていうのもよくないし、
目も疲れるし。
だけど、止められない。
中毒者の悩みです。
なので、早く全部を
終わらせてしまいたい。
終わってしまえばスッキリするので。
「止められなくさせているもの」は何?
数独やパズルを
「止められなくさせているもの」?
この質問を受けて、わたしは
しばらく考え込みました。
それから、ふと思い当たったのが
「恐怖」です。
数独をしていると
そのことだけを考えるので
よい現実逃避になります。
興味深いのは、もし現実に
緊急性の高い問題がある場合は、比較的
パズル中毒にはならないということ。
実は、このセッションの前に
「特に問題があるわけでもないのに、
『何か重要なことを忘れているのではないか』という引っかかり」
について、コーチに話していました。
それは何なんだろう?ということを
知りたかったからです。
そのことが、思い浮かびました。
明らかに対処しなければいけない
分かりやすい問題があるわけではない。
しかし、何となく頭のどこかで
「本当にこのままでいいんだろうか?」
と、漠然と思っている。
それは、なにか大切なことを
し損ねてしまうのではないかという
恐怖であり、不安なのかもしれない。
無意識レベルでそれが重たくなってくると
数独やパズルをすることで
一次的にそれを忘れようとするのかもしれません。
「止められない」を引き起こす思考の癖
そこで、コーチがフィードバックをくれました。
数独やパズルをするとリラックスできる。
問題は、際限なくやってしまうということに聞こえる。
そして、パズルを完成させたり
数独の本を一冊終わらせてしまえば
スッキリするんですよね。
つまり、あなたは
何かを達成するまでは止められない、
という価値観があるように見えるんだけど?
これを聞いて、わたしはハッとしました。
パートナーにも、
「君はプロジェクトで動くタイプ」
と言われたことがあります。
プロジェクトとは、始めと終わりがあって
達成するゴールが明確なもの。
そうか。
数独が問題なのではなくて、
100問くらいがまとめられた数独本を手にしたとき
「最後まで、やり遂げなければ!」
とプロジェクト化してしまう
自分の癖が問題を作っているのだ、
と気づきました。
そういえば、巷で
「結果を求めない」「結果よりプロセス」
ということが言われたりします。
分かったような気になっていましたが、
全然、理解が浅かったな~と思いました。
「完了」を求めない時間
何かを始めたら、終わりを見たいという
自分の思考の癖に気づくことができた。
じゃあ、数独問題に関しては
これからどう取り組むか?
「ほかに、リラックスできることって何?」
との問いかけに、即答したのは
「庭仕事、畑仕事」でした。
我が家は、裏手が畑と森。
コンピュータ仕事が続いて
心身思考のバランスが悪いな~と感じた時、
天気が良ければすかさず外に出ます。
畑は、あくまでも楽しみでやっているので
きっちりとした作業計画があるわけでなし。
というか、計画しても
あまりにその通りに行かないので(笑)
割り切って、できることをできるだけやります。
思えば、わたしにとってはそれこそが
「プロセスを楽しむ」という感じです。
結果に執着せず、ただ起こることに向き合う。
それを考えた時、何となく
「完了を求めない時間」が
どんなものか、感覚がつかめてきました。
次は、それをもっと
「意識的に」作ることかもしれません。
そして、思いついたこと
ここまで考えてみた時、
「文章を書く時も同じ傾向がある」
と気づきました。
ブログやSNSの発信など、
毎日15分とかでサクサク書く人もいますが
わたしはものすごく時間を掛けちゃう。
だから、いろいろやってみた結果
自分には難しいな~と思ってきました。
この背景には、おそらく
「書くからには、しっかり仕上げねば!」
という、完了を求める思いがあるからなのでしょう。
もちろん、言葉を駆使して
誰かに向けて何かを発信するわけですから、
相手に伝わるようにあれこれ考えて
形にしていくのは、ひとつの正解でもあります。
だから、それを止める必要はない。
でも、意識的に
「完了は求めずに、書いてみる」
という時間を作るのも、面白いと感じました。
ポイントは「意識的に」。
そうじゃないと、書き出した瞬間に
わたしの思考の癖が
「完了」を求めて動き出すはずだから。
折しも、ちょうど今
「書く瞑想」講座を受講中。
そこでよく
「思考が起こる前の感情を、書いてください」
「思考じゃなくて、感情に注目して」
と言われます。
思考は、自分の本当の感情を隠して
理論できれいにまとめちゃうから。
思考も、後で文章を仕上げて行く時には
大切になってくるのだけれど、
その前にまず、自分の感情を通して
深い部分を耕しておく必要があるから。
ということで、これからしばらくは
「意識的に、完了を求めずに、書いてみる」
それも、時間を決めて。
これが、わたしのテーマとなりそうです。
10分とか15分とか、時間を決めて
タイマーをセットする。
時間が来たら、そこで止める。
「この感覚を、言葉にしたい!」
という衝動で書き始めることが多いわたしは、
「言葉に落とせた」という感覚、つまり
完了が起こるまで、書くことを止められない。
だから、ちょっとそこに挑戦する意味で
「完了を求めない、ただ書くだけの10分間」
やってみたいと思っています。
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